最後の更新からだいぶ時間が空いてしまいました。
いつのまにかPVが200を超えていました。
本当にありがとうございます。
今回はタイトルにもある通り「防衛側における裏取り」についてお話していきます。
マップはアセントとします。
やや極端な配置ですが、開幕Aラッシュを仕掛けた攻め側がKAY/Oのナイフに映り、その情報によって防衛側がA側に寄る&ジェットがハイミッドの裏取りに成功しています。
この状況で防衛側にとって最も重要なのはジェットの立ち位置です。
それは防衛側のエリアを見てもらえればわかると思います。
Aメインしか取れていない攻め側に対し、防衛側はジェットの立ち位置によってミッド全域を掌握しています。
ジェットの立ち位置のせいで攻め側はBローテをするためには、一度ジェットの斜線を通る必要があります。
要するに防衛側が攻め側を囲い込めているわけです。
ではここでジェットがキルを取りに撃ち合いに行ったらどうなるでしょうか。
ジェットはデスしたけどキルジョイとソーヴァをキルして4v3になったから有利!...ではないです。
確かに人数有利にはなりましたが、エリアはどうなったでしょうか。
ジェットのデスによりミッドコントロールを失い、またアタッカースポーン側からのBローテもわからなくなりました。
ジェットがデスしないでBローテを抑え続けてくれれば、防衛側は3人が待ち構えるAサイトで迎え撃つことができたのに。
しかもジェットのデスによって防衛側は配置を変えなければなりません。
ミッドのキルジョイがいる位置にスモークなんかを焚かれたらもう最悪です。
防衛側は割り切ってBをリテイク配置にしてAを固める or どこかをプッシュして再度盤面的な優位性を作りに行くしかありません。
いくら4v3で全体としては人数有利だろうと攻めと守りの性質上、攻め側に固まって行動されたらどこかで一時的な人数不利が生まれます。
これがあの場面でジェットがデスしてはいけない理由のすべてです。
あの場面でのジェットの最適解は
- A攻めが確定する時間(残り30秒とか)までBローテを抑え続ける
- 攻め側がローテしてきたら1キル取って下がる
です。
上手くやればミッドからキルジョイのカバーも入ります。
敵のローテのタイミングでの撃ち合いに勝てなかったら同じじゃない?と思う方がいるかもしれませんが、オフアングルでの勝負で負けるような人はそもそもジェットをピックしない方が良いです。
そんなエイム力じゃオペも当たらないでしょうし。
今回はわかりやすくするために極端な例を用いましたが、基本は同じです。
- 相手の攻め先が確定する時間までローテの道を抑え続ける
- 攻め側がローテをしてきたら(できれば)1キル取って下がる
特に2. は上手く引ける立ち位置を意識する必要があります。
簡単に言えば時間が結構残ってるうちは死ぬなということです。